香取おみがわ医療センター

本文へ移動

背景色変更

文字サイズ変更
地方独立行政法人 香取おみがわ医療センター
  • お問い合わせ
  • 香取おみがわ医療センター電話番号 0478-82-3161

トップ > 診療科・部門紹介 > 脊椎脊髄センター

脊椎脊髄センター

このページを印刷

 脊椎脊髄専門医がいる当センターでは、県内外からたくさんのご紹介をいただいております。

診療に関するお知らせ

 整形外科の診療内容を、医師不足の影響から、脊椎疾患専門の診療に限らせていただいています。
 患者さんには、たいへんご不便とご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどお願いします。
 なお、肩肘関節外来(スポーツ)と、下肢関節外来(予約制)については、引き続き診療を行っています。
 ご不明な点がありましたら、脊椎脊髄センター外来にお電話(平日午後3時から午後5時まで)ください。

オンライン医療相談

 遠方の患者さんのご相談にも対応できるようオンライン医療相談も行っています。

脊椎脊髄センターオンライン医療相談

スタッフ紹介

スタッフ紹介の表
医師名 専門分野
清水 純人 脊椎脊髄外科
向畑 智仁 脊椎脊髄外科
土屋 流人 脊椎脊髄外科
岡本 壯太 脊椎脊髄外科

診療受付時間のお知らせ

診療受付時間のお知らせの表
診療受付時間 火曜日・木曜日・金曜日 午前8時から午前10時まで
(紹介状をご持参の方も、午前10時までに受付を済ませてください。)
その他
  • 脊椎脊髄外来は、毎週火曜日・木曜日・金曜日に行っています。
  • 初診時は診察待ち時間が非常に長くなる場合がありますのでご了承ください。
  • 医師の都合で休診や診療日が変更となる場合がありますのでご不明な点は、お電話でご確認ください。(平日午後3時から午後5時まで)

科の特色

 脊椎脊髄センターは平成19年に開設し、腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、頸椎症をはじめ脊椎腫瘍、リウマチ性脊椎疾患、脊椎靭帯骨化症、透析性脊椎症、脊椎骨折などすべての脊椎脊髄疾患の診療に対応しています。
 年間手術件数は400件から500件で、その約90パーセントをPELD(経皮的内視鏡下椎間板摘出術)で施行しています。平成20年に導入したPELDは、低侵襲かつ短い入院期間と高い治療効果が特徴で、16年間で5,000件以上の実績があります。

PELDで使用する鉗子
PELDで使用するスコープ・直径7ミリメートル

 腰椎椎間板ヘルニアはもちろん、腰部脊柱管狭窄症、頸椎症、後縦靭帯骨化症など頸椎、胸椎、腰椎のすべての脊椎に対し、前方、後方とも基本的にPELDで行います。ほとんどの脊椎脊髄疾患にPELDで対応できるのは当センターの大きな特徴です

明るい雰囲気の手術室
手術中の様子 細いスコープと鉗子を使うので手術創は7ミリメートルです

代表的な脊椎脊髄疾患

腰椎椎間板ヘルニア

 椎間板が神経を圧迫して坐骨神経痛が起きます。
 100人に1人の確率で起こると言われている頻度の高い疾患です。薬やブロック注射などで治る患者さんが多いですが、手術になる患者さんもいます。当センターでは平成20年9月からPELD(手術の創は約6ミリメートルで日帰り又は1泊2日で退院)を行っており、保険適用となります。

PELD(経皮的内視鏡下椎間板摘出術)の様子1
PELD(経皮的内視鏡下椎間板摘出術)の様子2
PELD(経皮的内視鏡下椎間板摘出術)の断面図
PELD(経皮的内視鏡下椎間板摘出術)の様子3

腰部脊柱管狭窄症

 腰椎の老化による変形のため足へいく神経の通る管が狭くなって起こります。
 座っていたり自転車を乗っている時にはなんともないのに、長く立っていたり歩いたりすると足に痛みやしびれを感じます。通常は薬やブロック注射などにより治療を行いますが、それでも治らない患者さんは椎間板ヘルニアと同様にPELD(脊柱管狭窄症の場合はPELL)で行います。基本的に1泊2日の手術です。

頚椎症

 老化による頚椎の変形によって起こります。
 症状に個人差はありますがすべての人に起こる疾患です。脊髄が圧迫され手足のしびれ、歩行時のふらつき、箸が使いにくい、ボタンをかけにくいなどの症状がでてきます。早めの手術が必要で、当センターではPELD(頚椎症の場合はPECLまたはPECD)を1泊2日で行っております。

その他の脊椎脊髄疾患について

医師のイラスト

 その他の脊椎脊髄疾患にもすべて対応しています。手術は基本的にPELDで施行しています。
 何かご不明の点がございましたら、当センター整形外科・脊椎脊髄センター外来に遠慮なくお電話(平日午後3時から午後5時まで)ください。