脊椎脊髄専門医がいる当センターでは、県内外からたくさんのご紹介をいただいております。
診療に関するお知らせ
整形外科の診療内容を、医師不足の影響から、脊椎疾患専門の診療に限らせていただいております。
患者さんには、たいへんなご不便とご迷惑をおかけいたしますが、何とぞご理解をいただきますようお願い申し上げます。
なお、肩肘関節外来(スポーツ)と、下肢関節外来(予約制)につきましては、引き続き診療を行っております。
不明な点がありましたら脊椎脊髄センター外来に遠慮なくお電話いただければ幸いです(平日午後3時から午後5時まで)。
オンライン医療相談
遠方の患者さんのご相談にも対応できるようオンライン診療も始めました。
スタッフ紹介
スタッフ紹介の表
医師名 |
専門分野 |
清水 純人 |
脊椎脊髄外科 |
向畑 智仁 |
脊椎脊髄外科 |
土屋 流人 |
脊椎脊髄外科 |
岡本 壯太 |
脊椎脊髄外科 |
診療時間のお知らせ
診療時間のお知らせの表
診療受付時間 |
火曜日・木曜日・金曜日 午前8時から午前10時まで
(紹介状をご持参の方も、午前10時までに受付を済ませてください。) |
その他 |
- 脊椎脊髄外来は、毎週火曜日・木曜日・金曜日に行っています。
- 初診時は診察待ち時間が非常に長くなる場合がありますのでご了承ください。
- 医師の都合で休診や診療日が変更となる場合がありますのでご不明な点は、お電話でご確認ください。(平日午後3時から午後5時まで)
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科の特色
当センター整形外科は平成19年に脊椎脊髄センターを開設いたしました。腰椎椎間板ヘルニア、脊椎管狭窄症、頸椎症をはじめ脊椎腫瘍、リウマチ性脊椎疾患、脊椎靭帯骨化症、透析性脊椎症、脊椎骨折などすべての脊椎脊髄疾患に対応しています。
年間手術件数は500件から600件で(平成30年度は脊椎手術500件、うち鏡視下手術PELDは460件)千葉県内では1位から2位です。PELD(経皮的内視鏡下椎間板摘出術)は他院に先駆けて平成20年から始め、脊椎手術の90パーセントをPELDで施行し、過去10年では4000件余りの症例を手掛けてまいりました。
腰椎椎間板ヘルニアはもちろん、腰部脊柱管狭窄症、頸椎症、後縦靭帯骨化症など頸椎、胸椎、腰椎のすべての脊椎に対し、前方、後方とも基本的にPELDで行います。ほとんどの脊椎脊髄疾患にPELDで対応できるのは当センターの大きな特徴と考えています。
代表的な脊椎脊髄疾患
腰椎椎間板ヘルニア
椎間板が神経を圧迫して坐骨神経痛が起きます。
100人に1人の確率で起こると言われている頻度の高い疾患です。薬やブロック注射などで治る方が多いのですが、手術になる方もおられます。当センターでは平成20年9月からPELD(経皮的内視鏡的椎間板摘出術。手術の創は約6ミリメートルで日帰り又は1泊2日で退院できます。)を行っており、国内では当センターを含む約20施設が実施しております。当センターでは保険診療のため、他院のような高額な医療費はかかりません。
腰部脊柱管狭窄症
腰椎の老化による変形のため足へいく神経の通る管が狭くなって起こります。
座っていたり自転車を乗っている時にはなんともないのに、長く立っていたり歩いたりすると足に痛みやしびれを感じます。通常は薬やブロック注射などにより治療を行いますが、それでも治らない方は椎間板ヘルニアと同様にPELD(脊柱管狭窄症の場合はPELLといいます。)で行います。基本的に1泊2日の手術です。PELLの施行可能施設は国内で5病院ほどです。PELLの手術件数は当センターが国内1位です。
頚椎症
老化による頚椎の変形によって起こります。
症状に個人差はありますがすべての人に起こる疾患です。脊髄が圧迫され手足のしびれ、歩行時のふらつき、箸が使いにくい、ボタンをかけにくいなどの症状がでてきます。早めの手術が必要で、当センターではPELD(頚椎症の場合はPECLまたはPECD)を1泊2日で行っております。
その他の脊椎脊髄疾患について
その他の脊椎脊髄疾患にもすべて対応しています。手術は基本的にPELDで施行しています。
千葉県北東部、茨城県南西部には脊椎専門の医師が少ないため、脊椎脊髄専門医がいる当センターでは、総合病院国保旭中央病院、九十九里ホーム病院、島田病院などからも患者さんをご紹介いただいております。
なお、脊椎脊髄センター長の清水は九十九里ホーム病院(第1金曜日)、島田総合病院、国保旭中央病院(第3金曜日)、銀座の東京腰痛クリニック(第2・第4の金曜日、土曜日)でも脊椎専門外来を行っています。詳細は各病院にお問い合わせください。
何かご不明の点がございましたら、当センター整形外科・脊椎脊髄センター外来に遠慮なくお電話(平日午後3時から午後5時まで)いただけると幸いです。