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学校自己点検・自己評価について

令和6年度 学校自己点検・自己評価について

1 目的

 自校の教育活動および学校運営の状況についての評価を行い、運営の改善点を明らかにし教育水準の向上並びに設置目的を達成するために組織的・継続的に取り組むことを目的とする。

2 実施方法

 本校では厚労省の「看護師養成所の教育活動等に関する自己評価指針」を基に、8カテゴリー、42項目について、教職員9名がそれぞれ5段階評価し、平均点を出して考察した。

 その結果、いくつかの課題が明確になった。自己評価自己点検の結果を外部に公表することで更なる、教育水準の維持・向上、創意工夫のある教育の追及を目指し、質の高い看護師の養成を目指す。

3 評価集計結果と考察

学校自己点検・自己評価について評価集計結果と考察の表
評価項目 令和5年度 令和4年度 令和3年度 考察(課題含む)
1 学校経営 3.2 3.5 3.4  学生人数の減少により厳しい学校経営ではあるが、教職員全体が経営意識を持ち、教育の質・環境を保ちつつ経費削減を実践していく。
2 教育課程・教育活動 3.4 3.6 3.7  授業評価を実施し、授業の改善に努めている。実習先との連携も密に行なえている。令和5年度より新カリキュラムとなり地域で生活する人々とその家族、多職種連携・協働への理解を強化するため、実習場所の確保を行った。令和6年度は成人看護学における消化器疾患の理解への強化を図るため実習場所の拡充を図った。
3 入学・卒業対策 4.1 3.9 4.5  入学者確保の方策として、千葉・茨城県准看護学校への訪問、遠隔地の学校についてはzoomを使用しての当校PR活動を行った。また、看護協会の地区部会等でも看護管理者へPRを行った。進級・卒業への対策も個人を尊重しきめ細やかに行ない、全員進級・卒業、看護師国家試験も全員合格であった。令和7年度も進級・卒業、看護師国家試験の100%合格を目指していく。
4 学生生活への支援 3.2 3.2 3.3  担任・副担任を中心に面談を行い、進路相談・指導等を実施している。教育訓練給付金の指定も受け、経済的支援体制も整えられている。教育訓練給付金・奨学金等の内容を周知できるよう聞き取り調査や説明を行っている。
5 管理運営・財政 3.3 3.3 3.4  学生数の減少に伴う収入減少という厳しい現状にあるが、病院の方針、方向性を踏まえ、附属看護学校として中長期的な運営を見据えた管理運営や設備投資の検討が必要である。
6 施設設備 3.3 3.5 3.5  校舎・校舎設備の老朽化により、修繕が必要な場所の把握を行い、学習環境・就労環境を整備していく必要がある。令和6年度は学習環境の充実を図るため、図書室・学生室のエアコンの入れ替えを行った。照明の一部をLEDに入れ替えを行った。令和7年度も学習環境を整えるため照明の一部をLEDに入れ替えを行っていく予定である。
7 教職員の育成 2.8 2.6 2.9  短期ではあるが新人教員研修への参加も行った。令和6年度は、教員の教育力向上を目的とし、千葉県看護学校協議会主催の学校間ピアレビューに参加した。他校の授業見学、公開授業の実施を行った。
8 広報・地域活動 3.3 3.7 3.9  地域への貢献は積極的に行っている。ホームページ上で地域活動についての写真や情報を更新・掲載をしている。地域活動として香取おみがわ医療センターで受け付けの対応や診療科までの案内などのボランティアを行っている。香取市だけではなく周辺地域からのボランティアの依頼についても積極的に参加している。教科外活動として香取市主催のレガッタ大会や山田ふれあいまつりへ参加し、縁日、バザー、看護師体験を行い、地域活動や学校の広報活動を行った。今年度も積極的に地域活動やボランティアを行っていく。