国保小見川総合病院  
   
 

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『薬剤科での取り組み』 取材: 医務局 薬剤科 主任薬剤師 木村聡子
薬剤科とは
 薬剤科は、薬の専門家である「薬剤師」が所属(2009.8現在7名)する部署です。薬は皆様の身近に在るものですが薬剤師は皆様の近くに居るでしょうか?とても残念なことですが、薬剤師と過ごした記憶をお持ちの方は少ないと思います。
 そこで、当院では「薬を使う方のそばに居よう」、「薬の相談相手になろう」、「薬の利益を最大に、薬の不利益は最小に」という気持ちを強く持ち、患者様や住民の皆様又は、医療スタッフのそばに居ます。そして、薬の確かな価値を届けられるよう、努力しています。
薬剤科の活動について
【病棟での活動】
 専任の薬剤師が常駐し、入院中の患者様の「薬の管理や説明」、「投与される注射薬の用意や管理」、処方設計として「効果・副作用発現のチェックと対応」、「医療スタッフへの医薬品情報の提供や教育」などの活動をしています。また、患者様や家族の方々へ薬を柱に様々なケアもしています。

【外来での活動】
 インスリン自己注射や抗がん剤治療といった特に注意が必要な薬の説明を中心にしています。また、医療スタッフの居ない在宅でも安心して薬が使えるよう、「困ったときは連絡しやすい環境」を心がけています。

【在宅での活動】
 訪問診療の患者様のお宅に出向き、在宅での薬の使い方や生活する上での家族の方々を含めた相談に対応しています。

【各種委員会等での活動】
 当病院では、各種委員会や専門の医療チームがあることをご存知でしょうか?例えば、リスクマネージメント委員会は病院内で起こりうる様々なリスクに対して適切な対処をするために組織され、そのリスクの約半数を薬が関わっているといわれています。そのため多角的な視点を持ち、患者様や家族、そして医療スタッフが安心して適切な医薬品の取り扱いができるよう対応しています。
 その他にも院内感染対策委員会では、「院内感染を未然に防ぐ」、「治療のための望ましい抗生物質の使い方」をモットーに掲げ、現在では特に皆様が心配されている新型インフルエンザ対策を中心に、行政や近隣施設と連携し取り組んでいます。また、治験審査委員会では、市場に出ていない医薬品を皆様へ届けられるよう、細かく決められた基準に沿って臨床現場で使用し、貴重なデータを収集しています。
 専門の医療チームとしては、NST(栄養サポートチーム)・ICT(感染対策チーム)・透析・糖尿病・褥瘡<じょくそう>(床ずれ)・がん対策などがあり、それぞれに必要な薬物療法で力を発揮しています。
【学生教育】
 積極的に、学生の方々を受け入れています。小学生・中学生のお子さんたちには、命の大切さと我々のよりどころでもある薬について「自分で考える」時間を作るように意識しています。
 また、医療現場では日々高度な知識と技能を持った薬剤師が必要とされ薬学部は現在の6年制となりました。
 我々にとって皆様に価値ある薬物療法をお届けできる確かな薬剤師に育てる使命と、良い医療人を育成する上で皆様の支えが必要となることから、病院内では様々な職種の学生が貴重な経験をさせていただいていますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

薬剤科の新しい取り組み
 私たちは、日々進化する薬に対応するため最先端でかつ効果的な薬物療法を当病院でも提供したいと考えます。そこで、平成9年に施行された、がん対策基本法にも謳われている「がん医療の均てん化」を推進するため、今年度3ヶ月間がん拠点病院での研修をし、皆様が地域病院で安心して抗がん剤の治療が受けられるように取り組んで参ります。また、最善を尽くしても積極的な治療が望めなくなったとき、苦痛を和らげ、希望のもてる生活を送れるよう緩和医療体制を強化していきたいと考えております。

 最後になりますが、地域住民の皆様に信頼される「身近な薬の相談相手」として、薬に対する安心感をもっていただけるよう、知識・技能・態度を身につけ取り組んでいきたいと思います。
医務局 薬剤科 主任薬剤師 木村聡子
プロフィール:新潟薬科大学薬学部出身
取得資格:糖尿病療養指導士、NST専門療法士、介護支援専門員 等
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